『アメトーーク』での小藪千豊さんから学ぶ「夢は叶うのか?」という問題。
先日、テレビ朝日「アメトーーク」の「すぐ腹立つ芸人vs腹立たない芸人」という企画が面白かったのと同時に、興味深かった。
「すぐ腹立つ芸人」の小薮千豊さんが「やりたくないことをやるのが社会」という意見をおっしゃっていて、ほんとそうだなーと。
話のきっかけは、夢は叶うって簡単に言い過ぎというところから。
以下、小薮さんの発言の書き起こしです。
(はなし言葉を活字にしているので多少違うかもです。)
社会なんてジャングルやから、サソリもおったら毒蛇もおる。
ホテルもなければコンビニもない。
そういったところの社会に送り込まないかん大人側が、ジャングル行く前の子供らに、
「あっこジャングルってめっちゃええところやで〜」
「すごい快適で〜」
なってゆうてたら、子供は何の準備もせんともうパンツと靴下だけもって、
「ジャングル行こうか!」
ってなんねん。ほんでいきなり行くと
「わー暑、蛇おるやん!嫌、わたし嫌〜。」
ってなって引きこもる。当たり前や!
dgoroは笑いながら見ていましたが、すごい納得しちゃいました。
数年前に中国の奥地に行く機会があって、事前に
「日本の真冬と同じくらいの気候」という情報だけを得ていましたが、
実際に行ってみたら常時氷点下。
慌てて現地で防寒具を購入しましたが、用事がなければ引きこもっていたでしょう。
情報収集を人任せにしていたのが不覚でした。
そして小藪さんはこう続けます。
だからジャングル出る前の子供らには、
「ジャングルなんか死ぬほど暑いし毒ばっかり。毒蛇、ほんま変な鳥、何にもないぞ。せやから、もうホンマに努力して、お前をめっちゃ鍛えて、勉強して、いろんな準備して社会に行けよ。」
言うたら頑張りおんねん。
それをアホみたいに「夢は叶うんや」ゆうて。
うん。ちゃんと自分で情報収集して準備してたら、dgoroは中国の奥地で凍えなくて済んだ訳で。
以前、何かの記事で「仕事が大変なのは当たり前」という言葉を目にして、確かに仕事が大変であることを前提としていれば、達成したときの喜びが増すのだろうなと、感じていた。
「夢は叶う」のか?ということに関して、ロックバンド「ONE OK ROCK」の楽曲で
『努努-ゆめゆめ-』という曲があり、その歌詞には
夢は見るモンじゃなくsoかなえるモンでしょ?
と唄っている、「夢を叶えよう」ソングだと思います。
タイトルの「努努」を、なぜ「ゆめゆめ」と読むのか、その事情は辞書にお任せして、
dgoroは勝手に「夢」を叶えるには、「努力」が不可欠なのだと解釈しています。
夢を叶えている人は、人一倍の努力しているだけではなく、運も見方につけて、自分自信も環境も整っていたんだということを、認識することが大切かなと思います。
小藪さんの言葉は関西弁で直球ですが、それゆえ心に響くものがありました。
そしてバラエティ番組という緩い環境だからこそ、よりインパクトがあったのだと思います。
テレビも捨てたもんじゃないかな。
でわでわでわ。
- アーティスト: ONE OK ROCK,Toru,Taka,是永巧一,平出悟
- 出版社/メーカー: Aer-born
- 発売日: 2007/07/25
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (3件) を見る